ヒトシズク

日々思うことや、自作の詩(?)、たま〜に映画の感想等々
いくの気ままなブログです

海に揺蕩う

夜の海は重く


ごうごうと


僕を呼んでは


怖さに立ちすくむ脚を一歩


一歩、引き寄せて


空は光散らし


僕を飲んでは


幼さを映す鏡になる


夜の海は怖い


君が隣にいるのに


夜の海は怖い


揺蕩う水が僕を飲み込む


さよなら